大型自動車免許を取得するぞーと思い立って始めましたが、半年越しに8回の受験でようやく仮免許証を取得できました。
合格しておいて言うのもなんですが、これ、ホント合格しません。
大型自動車仮免許の神奈川県免許センターでの一発試験について数回に分けて記載していきます。
人気の10トン大型トラックを運転できる免許は、免許センターでの一発試験の場合、普通免許等を所持していれば学科試験は免除となります。
教習所のコースに似た免許センター構内の試験コースでいきなり技能試験を行います。合格すれ大型自動車の仮免許というペライチの紙製免許証が発行されます。
大型自動車免許の受験を決意したら
書類の申請方法等は一部割愛しますが、
2025年1月現在の神奈川県運転免許センターでの受験方法なりますのでご参考としてください。
アポなしで免許センターへ行っても技能試験を受験する事はできません。
まずは申請書を作成して視力検査などのために免許センターへ出向く必要があります。
受付時間は平日8:00〜8:30か13:00〜13:30となります。
そこで書類が受理され視力検査等をパスするとインターネットで技能試験の予約をすることが可能になります。
技能試験は運が良ければその週、運悪く予約が埋まっていれば翌月になってしまう可能性もあります。
大型仮免許の試験コースのルートは館内に掲示されています。
トラックで受験する場合とバスで受験する場合で各3種類のコースがあるのでスマホで撮影して覚えましょう。
大型一種を目指す方はトラックを選択します。
試験コースの見学時間に実物を歩いて見学するとイメージが湧きます。
予約した試験日の前日17時頃に予約確定のメールが届きます。
メールは技能試験当日受付時に提示する必要があるので削除しないようにします。
また、試験時間の午前・午後はメールに記載されているので間違えないようにします。
大型仮免試験日の流れ
試験日は余裕を持って免許センターへ行きます。
試験受付前に余裕があればコース見学も可能です。
受付時に毎回視力検査があります。
視力検査をパスしたら申請書と予約確定メール、所持している運転免許を窓口に提示します。
その際に住所や記載内容(例えば自動車二輪の免許が追加された.メガネ等の条件が解除された等)が変更になった場合は申し出ると修正してくれます。
そして受験番号とコースが記載されたカードが手渡されます。
受付が終わったら技能試験待ち合い室へ移動します。
しばらく待つと試験官が来て免許の種類毎に説明が始まります。
不明点があればその時に質問します。
試験の順番になると受験番号で呼び出されます。
大型仮免許の受験者はトラック・バス合わせて多くて3名です。
外国免許の切替で大型車受験や中型仮免許等の受験の方がいる場合は大型仮免許受験者が2名の時もあります。
大型仮免許の場合には次の受験者が立ち会いのため後部席に同乗します。
試験時間は完走すれば20分程度と長丁場です。
途中で脱輪等してしまうと中止となります。
その場合は試験官がルートを指示してくれるので発着所へ戻ります。
完走していればまずまずの点数ですが、完走しても必ず合格という訳ではありません。
私の場合、合格まで8回受験をしましたが中型仮免許含め合格者に出会った事はなく、
完走した人に2人出会いました。
試験車両について
2024年12月現在、大型トラックの試験車両は1〜3号車の3台あります。
1号車が1番古く3号車は新しい感じです。
試験車両の良し悪しは特にクラッチペダルの状態が大きいと思いますが、
各車両の特徴は以下となります。
1号車 バック時に「ピー、ピー」という音が鳴りません。
2号車 クラッチ状態は悪くクラッチの繋がりポイントはかなり浅いです。
3号車 サイドブレーキがオーディオの下辺りに設置されています。運転しやすいです。
その他、雨が降りそうな時や降っている時はワイパーの操作方法を事前に確認します。
雨が降っていても発着所は屋根があるため雨に気づきにくいです。
サイドブレーキやワイパーの操作方法など分からなければ試験官に試験車両出発前に聞いて
確認します。
受験した8回の詳細
1回目 1号コース 1号車 クランクで脱輪
2回目 1号コース 3号車 クランクで脱輪
3回目 1号コース 3号車 クランクで脱輪
4回目 3号コース 3号車 完走
5回目 3号コース 2号車 クランク先で減点超過
6回目 1号コース 2号車 完走
7回目 3号コース 2号車 完走
8回目 3号コース 2号車 合格
※大型仮免(トラック)コースは1〜3号コースまでありますが、
2号コースは一度も走ることは無く合格しました。
コースの覚え方
神奈川県警のホームページや、免許センターに掲示してある写真をスマホに入れて、
一筆書きでなぞってコースを暗記します。
Googleマップで地形写真を拡大してコースを表示してから暗記したコースを思い出して
一筆書きできるか確認します。
何度かやれば意外に簡単に覚えられます。
そして、試験日に少し早くセンターへ到着して本物のコースを確認すると確実です。